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リリスの双子 ―悪魔が見た男女の記録―
第4章 図書館の女
しかも変な噂が立たないように気遣いまでしてくれている。
そんな紳士的な態度を取ってくれた男が今までいただろうか。

『お姉さん』と呼ばれるのも悪くない。
最近では『おばさん』と言ってくる悪童も増えた。

「私の心配なら無用です。それより、あなたが会ったという悪魔について教えてください」

はやる心臓の鼓動を聞きながら、クレアはあくまで無表情を貫いた。
異端審問官はこんな気分なのだろうか。

一般市民がそうそう悪魔に出会うわけがない。
この少年も淫らな夢を見て、淫魔に出会ったと勘違いしているだけだろう。
それなら、自分が審問の真似事をしても許されるのではないか。
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