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~ 愛しい人へ ~
第3章 ~ 私を想う ~
妹と、晩ごはんを一緒に食べた。


子どもは、それがとても嬉しかったようで


いつもに増してはしゃいでいた。


ホテルに戻り、お風呂に入った後、


子どもはあっという間に眠った。


わたしも、お風呂に入り、


ふぅ~と、ひとつ、ため息をこぼした。


そして、目を閉じた。


涙が頬をつたう……。


どうして、


大切な人は、


こんなにたやすく、


去ってしまうのだろう…。


祖母、そして彼……。


祖母は、


寿命という運命の輪の中に


組み込まれていて、


逆らうことができない。


そう、それは、いつかわたしにも


やってくること。


でも、自分の中では、


急にやってきたような……、


そんな気持ちだ。


もっと……会っていればよかったと、


後悔した。


祖母も、彼も、


わたしを認めてくれた数少ない人……。


「がんばっているね。」


と、言われて、


素直に言葉を受け取ることのできる人……。


わたしのそばに、


ずっと、ずっと……ずっと、


いてほしい人。


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