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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
晩ごはんの支度をしながら、


返信を書く。


時々、お鍋の肉じゃがを混ぜた。


じゃがいもに味がしみるようにと。


 『> やっと、質問しましたね。

 
 え?やっと?!
 この一文にとても驚いてしまいました。


 あの~お聞きしてよいことだったのでしょうか?
 私の中では、聞いてはいけないことと思っていました。


 慎二さまと相手の方のことですし、
 お二人にとって大切なことを聞くのは…と思い、
 なにかのきっかけで、
 慎二さまからお聞きできる機会があればよいかな…と。


 なので、勝手に
 慎二さまには私からいろいろとお伝えしなければ!
 という気持ちと、
 いろんなことを知っていただきたい気持ちとで書いていました。


 慎二さまの説明を読ませていただいて、
 まっさきになんて甘くてせつないんだろうと思いました。


 異常な行為なのかもしれませんが、
 第三者としてはそう感じました。


 とても従順で、二人だけの世界だなって、
 ご主人様にすべてを預けないと成立しない世界だとも思いました。


 私には、無理です。と、言い切れないし、
 できます。とも、言い切れないなあ~と思いました。


 読んだ時、本当に胸が苦しかったです。
 臆病で覚悟のない私は、
 慎二さまの相手の方のようになるまで相当時間がかかると思いました。』


慎二さんの「いままで」を


聞いてはいけないものだと思っていた。


わたしは、主従関係は……、


主と従の…ふたりだけの世界だと思っていた。


たとえ、ふたりの契約が解除されていたとしても、


踏み込んではいけないと、


そう思っていた。


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