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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~

書き終えて、小さなため息をついた。
慎二さんに知ってもらいたい…という気持ちで
彼とのことを書いた。
でも……、恥ずかしい。
それに……、せつなくなった。
彼の体温、息づかい……香り……を
思い出してしまった。
慎二さんにメールを送った。
まだ、19時までには時間がある。
返信がもらえるかも……。
淡い期待をこめた。
みそ汁を作り終え、サラダのレタスをちぎる。
メールが届いた……。
慎二さんからだ。
手を拭き、さっそくメールを読んだ。
『まず、彼はとても優しくていい人ですね。
ノーマルの女性であれば、私なら1年も関係が持ちません。
私が彼なら、避妊はもちろんしますが、
突き飛ばされないために、ななを、
後ろ手胸縄縛りに緊縛して犯します。
緊縛するのは、ななの本性をきちん最後までしっかり見極めるため、
ななは抵抗できなく、逃げられません。
慎二』
読み終えて、耳が熱くなった。
緊縛されて……犯される……。
呼吸が浅くなる。
想像する……自分のその姿を。
背筋がぞわっとした。
抵抗できなくて……。
逃げられなくて……。
わたしは、その時、どうなるのだろう……。
自分を解放することができるのだろうか。
理性で押さえつけていたものを
見ることができる?
知ることができる?
目を閉じて、想像したけれど、
深い暗闇が広がっているだけだった。
慎二さんに知ってもらいたい…という気持ちで
彼とのことを書いた。
でも……、恥ずかしい。
それに……、せつなくなった。
彼の体温、息づかい……香り……を
思い出してしまった。
慎二さんにメールを送った。
まだ、19時までには時間がある。
返信がもらえるかも……。
淡い期待をこめた。
みそ汁を作り終え、サラダのレタスをちぎる。
メールが届いた……。
慎二さんからだ。
手を拭き、さっそくメールを読んだ。
『まず、彼はとても優しくていい人ですね。
ノーマルの女性であれば、私なら1年も関係が持ちません。
私が彼なら、避妊はもちろんしますが、
突き飛ばされないために、ななを、
後ろ手胸縄縛りに緊縛して犯します。
緊縛するのは、ななの本性をきちん最後までしっかり見極めるため、
ななは抵抗できなく、逃げられません。
慎二』
読み終えて、耳が熱くなった。
緊縛されて……犯される……。
呼吸が浅くなる。
想像する……自分のその姿を。
背筋がぞわっとした。
抵抗できなくて……。
逃げられなくて……。
わたしは、その時、どうなるのだろう……。
自分を解放することができるのだろうか。
理性で押さえつけていたものを
見ることができる?
知ることができる?
目を閉じて、想像したけれど、
深い暗闇が広がっているだけだった。

