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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
仕事が思ったより、早くかたづいたので、


メールが来ているかどうか、確認した。


慎二さんから、メールが届いていた。


わたしは、手元のスマホに目を落とし、
慎二さんからのメールを読んだ。


 『なな、
 今日、お風呂場の洗い場で、もう一度やりなさい。


 M字に脚を開いて、オメコを両手でよく見えるようにして開き…。


 私の顔をイメージし、
 特に、私の強い視線を心の中で感じながら、


 「ご主人さま、
 どうか、ななの淫乱で恥ずかしいオメコを
 ご鑑賞くださいまし……。」


 と、小さい声でいいので
 最後まで、ちゃんと口に出して言いなさい。


 私は、実際に浴室の中にいるよ。
 ななのすぐ眼の前に立って、
 冷静に、ななの恥ずかしい行為を見ていよう。


 私の強い視線からは、逃れられないよ、なな。


 私の前では何も隠さなくてよい。


 本当のお前を見てあげよう。


 お前が淫乱なのは、ずーっと前から知っていたよ。


 慎二』


前回のメールで、慎二さんのメールの感想を
書いた時に……浴室でのことを伝えた。


……まさか、こんなこと。


命令……されている?


わたしは、呆然としてしまった。


こんなことを言われるなら……、


素直に書かなければよかった……と思った。


でも。


もう一人のわたしは。


心と身体を震わせている。


恥ずかしい……だけど、


言われた通りに従いたい。


わたしの身体を慎二さんの言われた通りに


動かして……どうなるのか知りたいと。



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