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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
わたしは、急いで返信した。
それは、ご主人さまに
謝らなければならないという
焦りからだった。


 『> オナニーの許可までは出してなかったよね。
 どうしようもなく、淫乱な奴だね、千帆は。


 はい、おっしゃるとおりでございます。
 千帆は、ご主人さまの許可もなく
 オナニーしてしまう淫乱です……。
 申し訳ありません。


 > 私に鑑賞してもらった後は、
 きちんとお礼の言葉を述べたのであろうね。


 ……できておりません。
 ご主人さまにご鑑賞していただいたのに、
 千帆はお礼も言えないダメな奴隷です。
 お許しくださいませ。


 これからは


 「ご主人さま、千帆の淫乱で恥ずかしいおまんこを
 ご鑑賞してくださりありがとうございました。」


 と、申し上げます。』


すぐに、送信ボタンを押した。


わたしは……、
少しずつ、
ご主人さまに支配されていると感じた。


メールは、いつでも返信できるところに
その「よさ」があると思う。


でも、調教メールは、
それを許さない……
見えないなにかがあった。


返信をしたことにより、
わたしは、少し安堵していた。


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