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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
慎二さまに
気になることを書いたメールを送ってから、
続けざまに、メールを書き、送った。


 『> お前には、
 言いつけを守れなかった罰が必要である。


 はい、お受けいたします。


 > 今日と明日、オナニーをしてはならない。


 > オナニーするときは、
 必ずメールで、
 私に許可願いのメールを出してから
 オナニーしなさい。
 私の返事がなくてもかまわない。


 かしこまりました。
 ご主人さまの
 おっしゃるとおりにいたします。』


指示に従います…。
という内容のメール。


言い訳など必要ない。


罰を受けるのは、当たり前。


ご主人さまのおっしゃるとおり
言いつけを
守れなかったのだから。


妄想の中のわたしは、
赤い首輪を嵌めて、
全裸で、
ご主人さまの前に跪き、
メールの内容を
伝えている。


なんて……いやらしくて
それでいて
耽美なのだろう。



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