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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~

もう少し続きがあるけれど、
一息ついた。
見えない麻縄……の部分を読んで、
胸が苦しくなったから。
とても丁寧な返信だと思った。
過去の奴隷さんのことが書かれてあって
胸がチクリと痛んだけれど、
当たり前なのだ。
魅力的なご主人さまの元には、
M女はやってくるだろうから。
ご主人さまの年齢で、経験豊富でないほうが
不思議なことだから。
わたしは、淫らな自分に…
罪悪感を持っているのだろうか。
認めたくない?
認めざるをえない?
大義名分……。
たしかに、恥ずかしい命令を実行する時
「ご主人さまの命令だから。」
と、思っている。
でも、それを大義名分にしているのだろうか。
ただ、ただ、ご主人さまの命令に従うことに
精いっぱいだからわからない。
見習い期間がなかったのは、
ご主人さまが
M女として、深い自己認識があると考えた。
だったということがわかった。
わたしは、慎二さまとのメールで
無意識のうちに
支配を受け入れ、服従し始めていたんだ。
と、今、気づかされた。
見えない麻縄で縛っていた……。
そうか。
わたしは、
一生懸命、メールに返信し
書かれていることに従って
そうすることによって
心を縛られていったのか……。
一息ついた。
見えない麻縄……の部分を読んで、
胸が苦しくなったから。
とても丁寧な返信だと思った。
過去の奴隷さんのことが書かれてあって
胸がチクリと痛んだけれど、
当たり前なのだ。
魅力的なご主人さまの元には、
M女はやってくるだろうから。
ご主人さまの年齢で、経験豊富でないほうが
不思議なことだから。
わたしは、淫らな自分に…
罪悪感を持っているのだろうか。
認めたくない?
認めざるをえない?
大義名分……。
たしかに、恥ずかしい命令を実行する時
「ご主人さまの命令だから。」
と、思っている。
でも、それを大義名分にしているのだろうか。
ただ、ただ、ご主人さまの命令に従うことに
精いっぱいだからわからない。
見習い期間がなかったのは、
ご主人さまが
M女として、深い自己認識があると考えた。
だったということがわかった。
わたしは、慎二さまとのメールで
無意識のうちに
支配を受け入れ、服従し始めていたんだ。
と、今、気づかされた。
見えない麻縄で縛っていた……。
そうか。
わたしは、
一生懸命、メールに返信し
書かれていることに従って
そうすることによって
心を縛られていったのか……。

