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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
残りの部分を
読み始めた。


 『> でも思いのほか、早くお名前をいただき、
 千帆は自分勝手に
 「ご主人さまに認めてもらえた、わぁ~い♪」
 と、テンションが上がっているのも事実です。


 名前を授けたのは、
 奴隷としての自覚を持たせるためだ。

 名前をもらい、
 ご主人様の所有物になったんだと、
 自覚させるため。


 もう「なな」ではないんだよ。


 名前は、表の理性の七瀬と、
 奴隷の千帆を切り離すためのもの。


 私の奴隷である千帆は、
 七瀬に嫌悪される存在ではなく、
 私が認めた、奴隷千帆であるということ。


 千帆、
 首輪についてのお前の考えを聞きたい。
 思っていることでよいので
 書いてよこしなさい。


 主』


もう「なな」ではないんだ……。


ご主人様の所有物の「千帆」


ご主人様が認めた奴隷「千帆」


奴隷名をいただくということは、
そういうことだったのか。


右も左もわからず、
彼との別れを決めた時、
いろいろと考えて
こちらの世界へやってきた。


主従関係もよくわからないまま
慎二さまに委ねようと思った。


そして、奴隷名をいただいた。


奴隷契約書や奴隷誓約書があることを知った。


少しずつ……主従関係についてわかってきた。


わたしは、今はただ
一生懸命に
ご主人さまの命令に従っていくだけ……。


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