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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
わたしは、メールを続けた。


 『私は……ご主人さまに恋しています。


 会ったことも、声を聴いたこともないのに…です。


 「どこを好きになったの?」
 これは、私が彼だった人によく言っていたセリフです。


 もし、ご主人さまに聞かれたなら


 ご主人さまの考え方に共感できたから。


 もう一人の私を見つけてくださって理解してくれたから。


 と、答えます。


 私には、十分すぎる理由です。


 ご主人さまの命令なので
 実行しているのはもちろんですが、
 好きな人だから……という気持ちもあります。


 私は、掲示板に書き込みをして、
 ご主人さまが書き込みをしてくださった時から、
 この方は私の見えないモノ
 (見せることができなかったモノ)を見抜いていて、
 書き込みしてくださったのかな?
 と、思っていました。


 あの募集の文面では、
 よほどの方でないと書き込みはしづらいだろうな……。
 と、わかっていて書き込みしました。


 私の本質を直感で見抜いた方か、
 面倒でも時間がかかっても
 自分好みのM女を育てたい方か……。


 私は、ご主人さまは
 どちらも?と、勝手に思っていました。


 > また、千帆は、自分で気がつかなかったかもしれないが、
 メールで私と会話しながら、
 私の支配を受け入れ、私に服従し始めていたよ。


 ご主人さまのペースかな?
 と、思う時はありましたが、
 好きだから「まぁいいやぁ~。」
 と、思っていました。
 (まぁいいやぁ~をどうしても敬語にできませんでした。
 申し訳ありません。)


 私は、とことんこだわるところはこだわりますが、
 そうでないところはこういう風です。


 特に「好きだから。」の想いで、こだわっている部分以外は、
 流せたり許せたり…キャパシティーは広くなります。


 ご主人さまのメールで、魔法にかけられているなぁ。
 と、何度か思いました。』


わたしは。


彼の時もそうだった。


「好きだから。」


この言葉が…すべてだった。


だから。


やっぱり、ご主人さまにも


「好きだから。」


の想いを持ってしまう。


そして、
その言葉を力に……
調教を行っていく……。


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