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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~

ご主人さまが、
千帆のオナニーを報告した
メールをご覧になるのは、
月曜日だ。
どんなふうに思ってくださるのだろうか。
夫が、夜中に帰宅のため、
睡眠時間はいつもより少ない……。
今日は、3年ぶりに友達と会う約束になっていた。
久々に、わくわくする……できごと。
彼と別れ、祖母が亡くなり、
わたしの世界は、どんよりと曇り空で覆われていた。
地元の友達が、
旅行でこちらへやってくるのだ。
一緒に遊ぼうよ!と、誘われた。
会えることは、本当に嬉しい。
千帆として、ご主人さま一色の世界。
そこからも、少し距離がおけることがうれしかった。
千帆は、あまりにも……のめりこんでいると、
わたしは感じていたからだ。
裏の世界……ではなく、
表の世界のわたしとして……、
日常を楽しみたい。
だけど、少しだけ気になっていることがあった。
わたしは、友達との待ち合わせの間に
そのことだけ。
メールした……。
『ご主人さまへ。
ご主人さま。
ご主人さまは、千帆が奴隷で満足されていますか?』
と。
いつもは長いメールが多いけれど、
たったこれだけ。
送信できたのを確認し、
スマホをバッグにしまった。
もう、今からは、
表の世界のわたしの時間……。
ご主人さまのことは、少しの間、
忘れようと思った……。
千帆のオナニーを報告した
メールをご覧になるのは、
月曜日だ。
どんなふうに思ってくださるのだろうか。
夫が、夜中に帰宅のため、
睡眠時間はいつもより少ない……。
今日は、3年ぶりに友達と会う約束になっていた。
久々に、わくわくする……できごと。
彼と別れ、祖母が亡くなり、
わたしの世界は、どんよりと曇り空で覆われていた。
地元の友達が、
旅行でこちらへやってくるのだ。
一緒に遊ぼうよ!と、誘われた。
会えることは、本当に嬉しい。
千帆として、ご主人さま一色の世界。
そこからも、少し距離がおけることがうれしかった。
千帆は、あまりにも……のめりこんでいると、
わたしは感じていたからだ。
裏の世界……ではなく、
表の世界のわたしとして……、
日常を楽しみたい。
だけど、少しだけ気になっていることがあった。
わたしは、友達との待ち合わせの間に
そのことだけ。
メールした……。
『ご主人さまへ。
ご主人さま。
ご主人さまは、千帆が奴隷で満足されていますか?』
と。
いつもは長いメールが多いけれど、
たったこれだけ。
送信できたのを確認し、
スマホをバッグにしまった。
もう、今からは、
表の世界のわたしの時間……。
ご主人さまのことは、少しの間、
忘れようと思った……。

