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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
友達とも別れ、
ホームで電車を待っていた。


空は茜色に染まっていた。


いつもの癖でメールのチェックをすると、
そこには、ご主人さまからのメールが
届いていた。


日曜日なのに?


わたしは、急いで
メールを読んだ。


 『千帆、別の質問から答えよう。


 奴隷は、千帆で3人目だ。


 現在は、千帆のみだ。


 しかし、地元で縁があれば、
 奴隷を持つつもりだ。


 これで、よいか。


 名前の件だが、主従関係によっていろいろあり、
 奴隷名をつけない主もいると思う。


 私は、奴隷は奴隷の時だけ、
 従順で淫乱で、
 淫らな奴隷に躾けたいと考えている。

 
 たとえば、リアルの調教の際、
 カフェで2人でコーヒー飲んでいる時。


 ふと、私が、主としての気持ちになったとしよう。


 急に黙って、強い視線で、
 千帆の目をじーと見つめ


 「千帆、イキなさい。」


 と、命令すれば、
 千帆は、たまらずイッてしまう……。


 私の言葉と雰囲気で、
 そのようになる奴隷に
 躾けたいと考えている。


 表の世界での日常生活では、
 皆に好まれる貞淑な淑女でいてもらいたい。


 >ご主人さまは、千帆が奴隷で満足されていますか?


 千帆は、私の命令をしっかり実行している。
 そして、真摯な気持ちで、
 私に服従し、奉仕しようとしていることは、
 千帆からもらうメールを読んで、よくわかる。


 千帆を奴隷にしてよかったと思っているよ。


 千帆。
 私は、千帆のオナニーの報告メールには
 感心したのだよ。


 千帆は、私に言われなくても、
 オナニーの時、私の許可を乞い、
 そして、しっかりと、私の存在を意識している。
 イッた後には、きちんと私に
 オナニー鑑賞のお礼を言えていたね、
 よくがんばっているよ。


 イクときは、
 きちんと、
 「ご主人様、千帆はイッてもいいですか。」
 と、私の許可をもらっていたね。


 心も
 身体も
 ご主人様のものと、
 わきまえていると思ったよ。


 千帆は、よい奴隷だよ。


 千帆、
 千帆は飲聖はよくしたのか?  


 私は、よくさせていたよ。


 主』



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