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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
 『> たとえば、リアルの調教の際、
 カフェで2人でコーヒー飲んでいる時。
 ふと、私が、主としての気持ちになったとしよう。


 急に黙って、強い視線で、
 千帆の目をじーと見つめ


 「千帆、イキなさい。」


 と、命令すれば、
 千帆は、たまらずイッてしまう……。


 私の言葉と雰囲気で、
 そのようになる奴隷に
 躾けたいと考えている。


 メールでの調教なので無理ですが、
 千帆も、ご主人さまがおっしゃるように
 しつけられたかったです。


 > 表の世界での日常生活では、
 皆に好まれる貞淑な淑女でいてもらいたい。


 この一点だけは、絶対的な自信があります。
 表の世界の千帆は「いいひと」ですから。


 > 千帆を奴隷にしてよかったと思っているよ。


 そう言っていただいて、
 千帆は泣きたいくらいうれしいです。


 ご主人さまが、
 そう思ってくださっているなら、
 千帆はそれだけで十分です。


 千帆は、
 ずっとずっと、
 ご主人さまに満足していただけるように
 努力してゆきたいと思います。


 > 千帆、
 千帆は飲聖はよくしたのか?  


 千帆のひとりごと……。
 千帆は、聖飲は好きです。


 表の世界では
 「ごっくんするよ?」
 と、よく言っていました。


 二人とも、
 1~2回しかごっくんされてくれませんでした。


 女性から言っちゃだめなのかな~と、
 表の世界で千帆は思っていました。


 彼からたった一度だけ、
 ごっくんさせてもらったんですが、
 とても遠慮がちに


 「特別な意味はないから。」


 と、言われました。


 私は、キョトンとして、
 躊躇なくお口に含んでごっくんしました。


 「どう?」


 と、彼に聞かれて


 「う~、にがぁい(>_<)」


 と伝えました。


 「苦いの?」


 「うん、とっても。
 甘い味だったらよかったのに~(^^)」


 と、言ったように記憶しています。


 男性の気持ちはわかりませんが、
 二人ともそういうふうに
 女性を扱ってはダメ……とか思っていたのかな。


 ご主人さまは


 >  私は、よくさせていたよ。


 ……なのですね。


 ご主人さまは、どんな味がするのでしょうか。
 味わってみたいです。』


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