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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
ご主人さまの望む奴隷は、


普段は、貞淑な淑女で、
自分が命じれば、すぐに乱れる奴隷……。


冷静なわたしが顔を出す。


安っぽい三文小説に出てくる
男性にとって、理想的な女性……
だと。


千帆は、ご主人さまが好きで
従順だから。
ご主人さまの望んでいる奴隷に
なりたいと切望するだろう。


だけど、わたしは違う。


ご主人さまが、色褪せてみえた。
S様というより、ただの普通のオトコにみえた。


聖飲……ってなに?


どうしてフェラチオと言わないのだろう。


ご主人さまのこだわり?


わたしにはわからない。


千帆は、素直だから。


夫や彼との経験を伝えた。


そう……千帆は、フェラチオが好きだ。


口に咥えて……舐めて……、
満足感を得る。


苦いといいながら、
味わいたがっている。


千帆は、淫乱でいやらしいから。


わたしは、そんな千帆を
冷静にみている。


羨ましくもあるけれど、
わたしは千帆には、
なれそうにない。


ご主人さまのメールに
わたしは
時々、違和感を感じた。


けれども、
千帆が満たされているから、
わたしは
そのまま、やり過ごしていた……。



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