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第4章 ～　ご主人様を想う　～

今日は……
ご主人さまからのメールが多かった。


　『さて、千帆。


　千帆は、私とラブホテルの部屋にいる。
　私は、ソファーに腰かけている。


　千帆は、正座し、
　そして、お辞儀をしているため
　床に額をつけている。


　私は、
　始まりの挨拶をしている千帆を
　ただ黙って、見下ろしている。


　１．千帆、始まりの挨拶を言いなさい。


　次に、私は、
　千帆に裸になるように、命じた。


　２．千帆は、どこからどの順番で
　服を脱いでいくのか……言いなさい。


　そして、その時に
　私に言わなければならないことがある。


　３．それは、衣服を脱いだ時に
　なんと言うのか……答えなさい。


　千帆、
　この３問について思ったことを
　答えなさい。


　主』


ふぅっと小さなため息が漏れた。


まったくわからなかった。


挨拶？


洋服を脱ぐ順番？


そして、お伝えする言葉？


どれだけ想像しても……
なんと答えればよいのか
見当がつかなかった。