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第4章 ～　ご主人様を想う　～

今日は、早くに目が覚めた。


朝食の準備を終え、
洗濯機が動いている間に
ご主人さまへ返信を書いた。


　『> 千帆、
　これからオナニーを
　昼間するときはメールしなさい。
　「ご主人様、
　これからオナニーいたします。」
　と。
　私の許可のメールは、待たなくてよい。


　千帆は、
　しっかりと理解しなければなりませんでした。


　千帆としては、
　ご主人さまから許可をいただいているので……と、
　お昼休みにデパートへ行きました。


　仕事帰りは、時間の予定が立ちにくいからです。


　千帆は、自分本意でございました。


　許可をいただいていても、
　千帆はご主人さまの持ちものですから、
　キチンとお伝えしなければいけなかったです……。


　ご主人さまに許可をいただいたのに、
　忙しくてできません……はナシだと思ってしまって、
　大切なことを忘れておりました。


　申し訳ございませんでした。』


わたしは、自分の過ちに気づいた。


ご主人さまに心から、お詫びした。


なかなか、奴隷の立場がわからないけれど、
こうして、ご主人さまからいただいたメールから
読み取って、自分なりに行動していくほかなかった。


ご主人さまは、
「こうしなさい。」
「ああしなさい。」
とは、命令なさらない。


わたしが、奴隷としての自覚を持ち、
考えて行動することを
望んでいる？
わたしは、そう解釈していた。