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第4章 ～　ご主人様を想う　～

メールを書き終えて、
すぐにご主人さまからの返信があった。


　『千帆、前回の調教の続きに入る。


　私は服を着たまま、ソファーに座っている。


　千帆は一糸まとわぬ全裸になって、
　主である私の前に立っている。


　私は、千帆に
　「手を頭の後ろに組んで、
　ゆっくりと回りなさい。」
　と命令し、


　背中とおしりが見えた時、
　「止まれ。」
　と合図した。


　そのまま、
　千帆の背中と、いやらしく大きなおしりを
　じっくり鑑賞した。


　その大きなおしりは、
　スパンキングしがいがありそうだね。
　千帆、楽しみだよ。


　それから、
　「回れ。」
　と、指示した。


　正面を向いたところで、
　跪くようにいい、
　赤い首輪を嵌め、リードを繋いだ。


　私は、千帆に命じた。


　「私の靴下を手を使わず、脱がせない。
　そして、足指を舐めなさい。」


　千帆、感想を言いなさい。
　そして、千帆がすることを書きなさい。


　主』


わたしは、思わず
目をしばたたいた……。


わたしの頭の中には、
今まで生きていた経験以外の……
まったく想像のつかない世界が広がった。


手を使わずに靴下を脱がせる…。


そして、


足指を舐める……。


感想を書きなさいと命じられても、
……なにをどうしたらいいのか、
まったくわからなかった。


ただただ、
戸惑うばかりだった。


でも。


ご主人さまのご命令……。


できないことでも、できません……ではなく
努力しなければいけない。


そう思った。


わたしは、考える。


どうすれば、よいのか。


わたしは、考える。


どうすれば、ご主人さまが喜んでくれるのか。


それが、わたしの……


奴隷千帆としてのつとめだから。