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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
今日は、午後から仕事だった。


一通りの家事を済ませ、
化粧を始める。


メールのチェックをしてみると、
ご主人さまからメールが届いていた……。


なにが書かれてあるのだろう?


 『千帆。
 オナニーの許可願いがあったが、
 明日の夜まで禁止だ。


 わかったね。


 > リードに繋がれた時は驚きましたが、
 首輪とリードはセット?のようです。


 リードは、
 首輪に繋がれているが自分の心と、
 ご主人様の心を繋ぐものと考える
 奴隷もいる。


 >「かしこまりました、ご主人さま。」
 と、お辞儀しました。
 千帆は、
 どのようにご主人さまに
 お声がけすればよいか戸惑いましたが


 「ご主人さまの足指を舐めさせていただきます。
 よろしくお願いいたします。」

 
 これでよい。


 > お口で脱がすのはわかるけれど、
 つま先?履き口?どちらから?と。


 どちらからでもよい。


 > どの指からいただいたらいいの?
 「ご主人さま。
 千帆は、どのお指からいただいてよいのかわかりかねます。
 どうぞ、千帆に教えていただけますでしょうか。」


 どの指からでもよいが、
 ほとんど親指から含んでいたね。
 まるで、口まんこをしているようにね。


 ここまで、
 私はずっと千帆を、視姦しかしていない。
 千帆には、指1本触れていないのだよ。


 主』


いただいたメールで、わたしは想像した。


首輪を嵌め、リードで繋がれている千帆。


口を使って、ご主人さまの靴下を脱がしている千帆。


足の親指から一本ずつ、丁寧に舐めている千帆。


淫靡な世界が広がる。


指一本触れなくても、


身体だけでなく、心も震わせる行為が
そこにはあった。


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