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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
ご主人さまにメールを送った後、
しばらくして、
会社の最寄り駅に着いた。


わたしの乳首は、もう限界だった。


でも、喘いでいる表情はできない。


わたしは、口を一文字にギュッと閉めて、
快楽に似た痛みから意識を逸らした。


エレベータの中で
ご主人さまからのメールに気がついた。


周りに人がいるので、
自分のスマホだというのに
盗み見ながら、
ご主人さまのメールを読んだ。


 『千帆、


 電車に乗り合わせた周りの多くの人は、
 千帆が、
 まさか淫らにも乳首を縛っているとは
 夢にも思わないだろう。


 すまして、
 何事もないような顔をして、
 電車に乗っている
 普通の主婦。


 ブラジャーの中は、
 乳首を輪ゴムで縛られている。


 そして、その状況や行為をを感じている
 淫乱な女だとは、誰も思わないだろう。


 主』


短いメールだったので、すぐに読み終えた。


そして、わたしは、ご主人さまのメールを
読んでいる途中から
顔を赤らめていた。


身体中が、カッと一気に熱くなった。
熱を帯びた血液が身体中を駆け巡っている…
そんな感じだった。


恥ずかしい行為に私は快感を得ていた。


そして、ご主人さまのメールで
さらに
いやらしく淫乱な気持ちになっていた。


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