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~ 愛しい人へ ~
第5章 ~ 千帆を想う ~

仕事へ向かう電車の中で、
ご主人さまのメールに
気がついた。
『千帆、
楽しめたようだね。
> 千帆は、鎧をはずした時に、
精神的にダメージを受けてしまったら……
生きていけないとわかっています。
鎧をはずした千帆を目の当たりにし、
私がうんざりし、
否定されたらどうしようか。
と、言うことかい?
他人との距離感、確かに難しいものだ。
主従関係は対等ではなく、
上下の関係の中で、
主従の距離感は
密接といえるのではないだろうか。
> 今度は左右の手足がそれぞれ縛られたまま、
ベッドの上でうつ伏せにされる。
お尻は高く持ち上げられたまま。
> この縛り方に心惹かれるのは、
あられもない姿になすすべがなく、
あきらめるほかない状況。
私は、
千帆がそう言うと思っていたよ。
> 被虐的です。
> 千帆が好きかどうかは、
ご主人さまが一番よくご存知だと思います。
これも、もちろん、
千帆が好きな状況だね。
私は、バックから犯すよ。
> 奴隷の心の解放が、
ご主人さまの心の解放にも繋がるのでしょうか?
> 千帆は、驚いておりますし、信じられない思いです。
なぜ?
で、頭がいっぱいです。
私の私見だが、
サド(S性癖を持つ)の主は、
なぜマゾ(M性癖を持つ)奴隷を
責め苛むか……。
主は、やりたいように、
奴隷を責め苛み、
自分の加虐的な嗜好を満足させようとする。
その時、主に責め苛まれている
マゾ(M性癖を持つ)奴隷が、
それを、受けて期待をし、
主の責めに、
奴隷が喜び、
性的快感さえ覚え、
満足する様をみ、
その状況に、
サド(S性癖を持つ)の主は、
精神的支配感や性的快感等の満足を覚え
(心の解放)される……
ということだと思う。
しかし、主の辛いところは、
奴隷に、理性を失わせるように、
精神的、肉体的に、責め苛み
奴隷の心を解放させようとするが、
自分は、理性を失わず、
常に終始冷静に、
奴隷を追い込んでいかなければ
ならないことだろうか。
主』
ご主人さまのメールに
気がついた。
『千帆、
楽しめたようだね。
> 千帆は、鎧をはずした時に、
精神的にダメージを受けてしまったら……
生きていけないとわかっています。
鎧をはずした千帆を目の当たりにし、
私がうんざりし、
否定されたらどうしようか。
と、言うことかい?
他人との距離感、確かに難しいものだ。
主従関係は対等ではなく、
上下の関係の中で、
主従の距離感は
密接といえるのではないだろうか。
> 今度は左右の手足がそれぞれ縛られたまま、
ベッドの上でうつ伏せにされる。
お尻は高く持ち上げられたまま。
> この縛り方に心惹かれるのは、
あられもない姿になすすべがなく、
あきらめるほかない状況。
私は、
千帆がそう言うと思っていたよ。
> 被虐的です。
> 千帆が好きかどうかは、
ご主人さまが一番よくご存知だと思います。
これも、もちろん、
千帆が好きな状況だね。
私は、バックから犯すよ。
> 奴隷の心の解放が、
ご主人さまの心の解放にも繋がるのでしょうか?
> 千帆は、驚いておりますし、信じられない思いです。
なぜ?
で、頭がいっぱいです。
私の私見だが、
サド(S性癖を持つ)の主は、
なぜマゾ(M性癖を持つ)奴隷を
責め苛むか……。
主は、やりたいように、
奴隷を責め苛み、
自分の加虐的な嗜好を満足させようとする。
その時、主に責め苛まれている
マゾ(M性癖を持つ)奴隷が、
それを、受けて期待をし、
主の責めに、
奴隷が喜び、
性的快感さえ覚え、
満足する様をみ、
その状況に、
サド(S性癖を持つ)の主は、
精神的支配感や性的快感等の満足を覚え
(心の解放)される……
ということだと思う。
しかし、主の辛いところは、
奴隷に、理性を失わせるように、
精神的、肉体的に、責め苛み
奴隷の心を解放させようとするが、
自分は、理性を失わず、
常に終始冷静に、
奴隷を追い込んでいかなければ
ならないことだろうか。
主』

