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~ 愛しい人へ ~
第5章 ~ 千帆を想う ~
 『必ず踏み切りにひっかかるし、
 距離も延びますが、
 あの集団の中では、
 ご主人さまの命令は実行できないと思いました。


 信号を渡り、
 50mくらい歩くと踏み切りです。


 踏み切りを待つ時も、
 通りすぎる電車の風で
 スカートがめくれないように気をつけました。


 踏み切りが開き、
 少し早歩きで、コンビニに向かいました。


 こちらのコンビニも人がいましたが、
 まだ少なかったです。
 千帆は、かごを持ち、
 ご主人さまのご命令を行いました。


 > 店では、棚の下にあるものを
 膝を曲げないようにし、
 膝をなるべく伸ばして、
 商品を手に取りなさい。
 そして、また同じ格好で元に戻しなさい。


 少し周りを気にしながら、行いました。
 ドキドキしました。
 たまたま人が通らなくて、ホッとしました。


 次に


 > レディースコミックのコーナーへいき、
 いやらしい本を手に取り、立ち読みしなさい。


 本のコーナーには、
 男性が二人いました。


 千帆は、困ったけれど、
 本のコーナーに近づきました。


 サッと見回しましたが、
 女性用のエッチな本がありませんでした。
 あるのは男性用の本でした。


 「ご主人さま、ゴメンなさい。」


 心の中で謝りました。


 千帆は


 「ご主人さま、
 帰り道に書店がありますので、
 そちらで行いますのでお許しください。」


 と、心の中でお伝えいたしました。


 千帆は、朝ごはんのバナナと牛乳。
 おやつのワインのおつまみ用のスナック菓子と
 おやつの水ようかん、お水と麦茶を買いました。


 レジには、女性と男性がいたのですが、
 運悪く男性の店員のかたでした。
 千帆の乳首は、服の上からもわかる状態でしたので、
 気づかれないかとドキドキしていました。


 無事にお会計がすみ、千帆は 書店に向かいました。』


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