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~ 愛しい人へ ~
第5章 ~ 千帆を想う ~
わたしは、
ご主人さまに返信を書いた。


 『千帆です。


 > 千帆が、ノーパンでコンビニへ行き
 ホテルの部屋へ帰るまで、
 いろいろないやらしい妄想をすることは
 当然、わかっていた。


 そうですよね、
 ご主人さまはやっぱりわかっておいでですよね……。


 > 帰宅時の会社からではなく、
 帰宅途中に買い物する
 スーパーのトイレで
 ボタン付きショーツにはき替えなさい。


 はい、かしこまりました。


 > スーパーの食品売り場の中を
 ボタンでクリトリスを擦ることを意識して、
 ゆっくり歩き、売り場を1周しなさい。


 > そして、家までそのままはいて帰りなさい。


 ご主人さまのおっしゃるとおりにいたします。


 > 買い物を忘れたり、間違えたりしないように。


 ご主人さまにそう言われてしまったら、
 ……千帆は自信はありません。
 お買い物するものは、メモしておきます。


 > オナニーは、家でゆっくりしなさい。


 きっと……。
 おうちに着いても、
 ごはんの準備などいろいろと忙しいので、
 夜中までガマンすることになります。


 ご主人さまからの罰ですし、
 千帆は、がんばって耐えようと思います。』


罰だから……耐えるのが当然だと思った。


そして、その我慢することも
千帆にとっては、快感になっている……。


本当に、罰なのだろうか……。


続書く手が止まってしまった。


わたしは、気を取り直して、
続きを書き始めた。


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