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~ 愛しい人へ ~
第2章 ~ 彼を想う ~

神さまは……やっぱり存在するんですね……。
わたしは、そう思った。
妊娠中、わたしは、
熱が下がらなくなり……
入院することになった。
炎症反応の数値が、
「重体な疾患の発症の可能性が検討される範囲」
だったから。
「熱が下がらなかったら、
お子さんは諦めてください。」
と、言われた。
罰が当たった……。
と、思ったけれど、
わたしは、罰を受けるから。
子どもだけは、助けてください……と。
皮肉なもので、
こんな状況になって、
初めて
自分の中の母性を
感じた……。
真夜中に
滝のような汗で、パジャマがびしょびしょになったり、
熱のために、お手洗いが近かったので、
個室で入院していた。
熱も下がり、体調がずいぶんとよくなってくると……。
カラダが、快楽を求め始めた。
現金なものだな……。
あれだけ、
罰が当たった……
と落ち込んだクセに。
わたしの体には、命が育っている。
だけど、わたしの本能は、
快楽を求めている……。
その頃、樹ちゃんは、
わたしが個室で入院していることを
これ幸いと
「エロい写メ、送って(^^)」
と、メールしてきた。
わたしは、樹ちゃんの求めるままに、
胸のアップの写真を送ったり、
樹ちゃんからの電話に従って、
クリトリスを刺激したりしていた……。
わたしは、倒錯している……。
わたしは、そう思った。
妊娠中、わたしは、
熱が下がらなくなり……
入院することになった。
炎症反応の数値が、
「重体な疾患の発症の可能性が検討される範囲」
だったから。
「熱が下がらなかったら、
お子さんは諦めてください。」
と、言われた。
罰が当たった……。
と、思ったけれど、
わたしは、罰を受けるから。
子どもだけは、助けてください……と。
皮肉なもので、
こんな状況になって、
初めて
自分の中の母性を
感じた……。
真夜中に
滝のような汗で、パジャマがびしょびしょになったり、
熱のために、お手洗いが近かったので、
個室で入院していた。
熱も下がり、体調がずいぶんとよくなってくると……。
カラダが、快楽を求め始めた。
現金なものだな……。
あれだけ、
罰が当たった……
と落ち込んだクセに。
わたしの体には、命が育っている。
だけど、わたしの本能は、
快楽を求めている……。
その頃、樹ちゃんは、
わたしが個室で入院していることを
これ幸いと
「エロい写メ、送って(^^)」
と、メールしてきた。
わたしは、樹ちゃんの求めるままに、
胸のアップの写真を送ったり、
樹ちゃんからの電話に従って、
クリトリスを刺激したりしていた……。
わたしは、倒錯している……。

