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~ 愛しい人へ ~
第2章 ~ 彼を想う ~
樹ちゃんと唇を重ねると


頑ななわたしの心は


やんわりとした。


樹ちゃんに、抱き締められている


その一瞬は、


くさくさした気持ちが


どこか遠くへいった。


樹ちゃんとのSexは、


少しずつ、少しだけ


歪んでいった。


どんなことをしただろう……。


ある街に、ビル一棟


大人の玩具を扱っているところがあった。


連れていかれて、


「どの大きさがいい?」


と、様々な大きさのディルドを


手に持たされた。


頭がくらくらしてしまった……。


ある時は


逢うなり、ホテルに連れて行かれて、


「これ。」


と、ワイヤレスでリモコンタイプのローターを


渡されたこともあった。


浴室で、樹ちゃんに尿をかけられたり……。


ボンテージテープで拘束されたり。


樹ちゃんは、ノーマルだったけれど


ちょっと、偏っていたと……今は思う。


元々、マゾ性を持ち合わせていたわたしは


樹ちゃんの望むことは、


受け入れていたように思う。


ソファを指さし


「M字開脚して、オナニーして。」


と、言われて


「え……?む、無理ですっ。」


と、恥じらいを持って言っていても


心の中ではその行為をすんなりと
受け入れていた。


樹ちゃんが、口にする、


少し異常な行為を


「わたし、どMですから、
大丈夫ですよ。」


と、微笑んで答えていた。


樹ちゃん望むところと、


わたしの望むことには、


きっと


違っていたのだろうけれど。


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