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~ 愛しい人へ ~
第2章 ~ 彼を想う ~

「七瀬、さっきからぼっとしているけど
どうした?」
わたしは、微笑みながら
「え~、今年もこのホテルに泊まるんだなって。」
と、ホテルを見上げて言った。
「そうだね。」
樹ちゃんが、手を繋いできた。
わたしの右手を握って、手のひらをくすぐってきた。
樹ちゃんの左手の人差し指は、
わたしの手のひらを
くるくるとくすぐった……。
これから、抱かれるとわかっているわたしにとって
そんな些細な悪戯ですら……感じてしまう。
部屋へ戻るエレベーターで、
わたしは奥の壁にもたれていた。
樹ちゃんは、戯れにわたしのお尻を揉んでいた。
甘いため息がこぼれそうになった…。
樹ちゃんに、
弄ばれる自分のことを
たまらなく淫らだと思った。
カードキーを差し込んで、扉を開けた。
樹ちゃんが、わたしを先に通した。
わたしは、ベッドの上に腰かけた。
樹ちゃんは、軽く唇を重ねた。
「一緒にお風呂、入ろう。」
樹ちゃんは、わたしの手を引いて
浴室へ向かった。
どうした?」
わたしは、微笑みながら
「え~、今年もこのホテルに泊まるんだなって。」
と、ホテルを見上げて言った。
「そうだね。」
樹ちゃんが、手を繋いできた。
わたしの右手を握って、手のひらをくすぐってきた。
樹ちゃんの左手の人差し指は、
わたしの手のひらを
くるくるとくすぐった……。
これから、抱かれるとわかっているわたしにとって
そんな些細な悪戯ですら……感じてしまう。
部屋へ戻るエレベーターで、
わたしは奥の壁にもたれていた。
樹ちゃんは、戯れにわたしのお尻を揉んでいた。
甘いため息がこぼれそうになった…。
樹ちゃんに、
弄ばれる自分のことを
たまらなく淫らだと思った。
カードキーを差し込んで、扉を開けた。
樹ちゃんが、わたしを先に通した。
わたしは、ベッドの上に腰かけた。
樹ちゃんは、軽く唇を重ねた。
「一緒にお風呂、入ろう。」
樹ちゃんは、わたしの手を引いて
浴室へ向かった。

