この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~ 愛しい人へ ~
第2章 ~ 彼を想う ~
「七瀬、さっきからぼっとしているけど
どうした?」


わたしは、微笑みながら


「え~、今年もこのホテルに泊まるんだなって。」


と、ホテルを見上げて言った。


「そうだね。」


樹ちゃんが、手を繋いできた。


わたしの右手を握って、手のひらをくすぐってきた。


樹ちゃんの左手の人差し指は、


わたしの手のひらを


くるくるとくすぐった……。


これから、抱かれるとわかっているわたしにとって


そんな些細な悪戯ですら……感じてしまう。


部屋へ戻るエレベーターで、


わたしは奥の壁にもたれていた。


樹ちゃんは、戯れにわたしのお尻を揉んでいた。


甘いため息がこぼれそうになった…。


樹ちゃんに、


弄ばれる自分のことを


たまらなく淫らだと思った。


カードキーを差し込んで、扉を開けた。


樹ちゃんが、わたしを先に通した。


わたしは、ベッドの上に腰かけた。


樹ちゃんは、軽く唇を重ねた。


「一緒にお風呂、入ろう。」


樹ちゃんは、わたしの手を引いて


浴室へ向かった。


/386ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ