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~ 愛しい人へ ~
第3章 ~ 私を想う ~

樹ちゃんとデート当日……。
夫と子どもは、山登りに出かけていた。
わたしは、夫と子どもを玄関から見送った後、
大急ぎでメイクに取り掛かる。
ぶるる、ぶるる……スマホが震えた。
メールが届いた。
もしかしたら、樹ちゃんからかと思い
チェックした。
『奥さん、体調悪くなって
買い物行かなくなった。
Aに変更可能?』
わたしは、茫然としてしまった。
嘘……。
当日の変更って……。
Aの街に変更したら……、
遅刻は間違いないし、
なにより
いつものパターンで
食事のあと……ホテルに行って
Sexすることになる。
わたしは、ほぼ地元のこの街でデートし、
何もないほうがいい……と、思った。
樹ちゃんは……Sex…したいの?
わたしは、すばやく返信した。
『今からだとAのまで行くのに時間がかかるよ。
そのまま、こちらに来ていただいていいですか?』
と、お願いした。
しばらくして、樹ちゃんからメールが届いた。
『わかった、今、そっちに向かってる。』
すぐさま、返信した。
『かしこまりました。気をつけていらしてください。』
と、入力した。
……少し、悪い気もした。
樹ちゃんは……、
きっとAの街でデートしたかったと思うから。
わたしを
抱きたいと…
思ってるはずだから。
でも、わたしは……
迷いつつ……
彼を想う。
まだ、好きだから。
でも、サヨナラしないと。
心も体も壊れてしまう……。
夫と子どもは、山登りに出かけていた。
わたしは、夫と子どもを玄関から見送った後、
大急ぎでメイクに取り掛かる。
ぶるる、ぶるる……スマホが震えた。
メールが届いた。
もしかしたら、樹ちゃんからかと思い
チェックした。
『奥さん、体調悪くなって
買い物行かなくなった。
Aに変更可能?』
わたしは、茫然としてしまった。
嘘……。
当日の変更って……。
Aの街に変更したら……、
遅刻は間違いないし、
なにより
いつものパターンで
食事のあと……ホテルに行って
Sexすることになる。
わたしは、ほぼ地元のこの街でデートし、
何もないほうがいい……と、思った。
樹ちゃんは……Sex…したいの?
わたしは、すばやく返信した。
『今からだとAのまで行くのに時間がかかるよ。
そのまま、こちらに来ていただいていいですか?』
と、お願いした。
しばらくして、樹ちゃんからメールが届いた。
『わかった、今、そっちに向かってる。』
すぐさま、返信した。
『かしこまりました。気をつけていらしてください。』
と、入力した。
……少し、悪い気もした。
樹ちゃんは……、
きっとAの街でデートしたかったと思うから。
わたしを
抱きたいと…
思ってるはずだから。
でも、わたしは……
迷いつつ……
彼を想う。
まだ、好きだから。
でも、サヨナラしないと。
心も体も壊れてしまう……。

