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~ 愛しい人へ ~
第3章 ~ 私を想う ~

6月になったある日、
彼からメールが
届いた。
『誕生プレゼントなにがいいでしょうか?
送ります。
体調不良なんで(>_<)』
……、とてもショックだった。
ゴールデンウィークの時
「じゃ、それ予約な。」
……言ってくれたのに。
去年の誕生日。
わたしの誕生日
すっかり忘れていて、
メールをくれなくて……。
せつなくて、せつなくて。
だから、今年は、特別だったのに。
でも、もう一人のわたしが言う。
別れるつもりなんでしょ……と。
心の中で、
ふたりのわたしが……
ぶつかる。
誕生日に逢えなくて、
悲しくてせつないわたし。
そして、
ずっと別れるつもりだったと
決めていたわたし。
彼からメールが
届いた。
『誕生プレゼントなにがいいでしょうか?
送ります。
体調不良なんで(>_<)』
……、とてもショックだった。
ゴールデンウィークの時
「じゃ、それ予約な。」
……言ってくれたのに。
去年の誕生日。
わたしの誕生日
すっかり忘れていて、
メールをくれなくて……。
せつなくて、せつなくて。
だから、今年は、特別だったのに。
でも、もう一人のわたしが言う。
別れるつもりなんでしょ……と。
心の中で、
ふたりのわたしが……
ぶつかる。
誕生日に逢えなくて、
悲しくてせつないわたし。
そして、
ずっと別れるつもりだったと
決めていたわたし。

