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~ 愛しい人へ ~
第3章 ~ 私を想う ~
祖母の見舞いを終え、


わたしは、また日常に戻った。


彼と連絡を取らなくなって、1ヶ月……


わたしはなんとなく電話をかけた。


別れたという事実……


見て見ぬふりして…。


ワンコールの後、ツーツーツーと音がした。


「え……?!」


なにが起こったのかわからず、


もう一度かけたが、同じだった。


頭がクラクラした…。


着信拒否された?


わたしは、とりあえず、メールすることにした。


『電話が通じません…(;_;)
着信拒否されていますか?
解除していただけませんか?
なにか怒っているなら、誤解を解きたいです。』


たしかに、別れるといったのは、


わたし。


でも、以前からずっと……


「別れてもともだち」


と言っていたから。


まさか……連絡を取れなくするなんて……。


思ってもみなかった。


だから、わたしは、混乱した。


30分おきに


スマホを確認した。


彼からのメールはなかった……。


その日の夜、やっと彼からメールがきた。


『お疲れ様です。
仕事が忙しくて、私用電話に出てるヒマがありません。
ご要望通り写真も全部消去したし、
誤解も何も無いですから。
それでは( ´ ▽ ` )ノ』


誤解も何もない……?


このメールを読んで、そんな気にはなれなかった。


ここまで避けられる理由があるの?


別れを決めたのは、たしかにわたし。


でも、それにたいして、


なにも……言わなかったよね?


意味がわからなかった……。


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