この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
~ 愛しい人へ ~
第3章 ~ 私を想う ~

冷静ではない、わたしは、
一歩ひいて、彼のことを考えることもなく、
思いのままにメールを打った。
『メールありがとうございます。
お忙しいところ、申し訳ありませんでした。
>ご要望通り写真も全部消去したし、誤解も何も無いですから。
>それでは( ´ ▽ ` )ノ
写真、ありがとうございます。
誤解もなにもない…とありますが、
わたしは、やっぱり…小野木さんを怒らせてしまったと
思っています。
誕生日に逢えなかったことにこだわったのは、
わたしの個人的な理由です。
メールでは書きにくかったし、やはり今でもメールでは書きづらいです。
電話で伝えればよかったと後悔しています。
わたし自身のわがままだったのですが……本当にゴメンなさい。
プレゼント送るじゃなくて、
また一緒に買いにいこうと言ってもらえなくて拗ねただけです…。
これもゴメンなさい。
私がストレスの少ない距離感…と言ってしまったのは、
電話やメールを待ってしまう自分にイライラしてしまうからです。
これも私自身の問題です。
メールや電話を控えたのは、
小野木さんが体調不良だったのと
電話をかけても出ていただけなかったこと
(19時以降しか電話に出られないとメールをいただき、
わたしはその時間とてもかけにくい時間だったので)
わたし自身、仕事をしつつ地元に帰ることが多く
ダウンしていたためです。
会ってもらうことはできないですか?
お忙しいのは重々承知していますが、メールでなくてお話したいです…。』
少しだけ元に戻りたい……という気持ちになっていた。
わたしが思っていたより、距離が遠すぎたから。
自分勝手だと……思う。
わたしは居心地のいい距離を求めていた。
でも、彼はそうではなかった。
だから、わたしは、自分本位に
自分の思う距離を築きたいと……無意識で思い、
そして、必死になって、メールしたのだと思う。
相手のことを考えず、
自分のことしか、見えていなかったんだと思う。
一歩ひいて、彼のことを考えることもなく、
思いのままにメールを打った。
『メールありがとうございます。
お忙しいところ、申し訳ありませんでした。
>ご要望通り写真も全部消去したし、誤解も何も無いですから。
>それでは( ´ ▽ ` )ノ
写真、ありがとうございます。
誤解もなにもない…とありますが、
わたしは、やっぱり…小野木さんを怒らせてしまったと
思っています。
誕生日に逢えなかったことにこだわったのは、
わたしの個人的な理由です。
メールでは書きにくかったし、やはり今でもメールでは書きづらいです。
電話で伝えればよかったと後悔しています。
わたし自身のわがままだったのですが……本当にゴメンなさい。
プレゼント送るじゃなくて、
また一緒に買いにいこうと言ってもらえなくて拗ねただけです…。
これもゴメンなさい。
私がストレスの少ない距離感…と言ってしまったのは、
電話やメールを待ってしまう自分にイライラしてしまうからです。
これも私自身の問題です。
メールや電話を控えたのは、
小野木さんが体調不良だったのと
電話をかけても出ていただけなかったこと
(19時以降しか電話に出られないとメールをいただき、
わたしはその時間とてもかけにくい時間だったので)
わたし自身、仕事をしつつ地元に帰ることが多く
ダウンしていたためです。
会ってもらうことはできないですか?
お忙しいのは重々承知していますが、メールでなくてお話したいです…。』
少しだけ元に戻りたい……という気持ちになっていた。
わたしが思っていたより、距離が遠すぎたから。
自分勝手だと……思う。
わたしは居心地のいい距離を求めていた。
でも、彼はそうではなかった。
だから、わたしは、自分本位に
自分の思う距離を築きたいと……無意識で思い、
そして、必死になって、メールしたのだと思う。
相手のことを考えず、
自分のことしか、見えていなかったんだと思う。

