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~ 愛しい人へ ~
第3章 ~ 私を想う ~
彼からは、また返信がなかった。


週末をはさんで、わたしはまた彼にメールを送った。


『メール読んでくださるとありがたいです(^^)


 読まずに削除されませんように。


 前回ショートメールで体調をお聞きしましたが、咳は止まりましたか?


 心配しています。


 わたしの写真を消してくださったので、


 わたしも小野木さんからいただいた写真を消そうと思いました。

 
 でも。


 好きだから、消せないです…。


 しばらくはこのままでいさせてください。ゴメンなさいm(_ _)m
 

 写真の件ですが、ありがたかった反面、


 ちょっと後悔しているところもあるんです。


 実は、かかりつけ医に乳ガンの検診受けるように言われました…。


 私は、すぐに最悪の場合を考えてしまって。
 

 小野木さんから、30代の写真で何枚か気に入ったもの

 
 いただいておけばよかった…と思いました。


 プロに撮ってもらうと10万円以上かかるようです(--;)

 
 しかも初対面で撮られるのは抵抗があります(-_-)


 相変わらず、タイミングが悪いなぁと苦笑してしまいました。


 まだそうと決まったわけではないし、


 私だってそんなのイヤなので「相変わらず妄想か…」と流してくださいね。


 でも、写真を消してもらったのはもったいなかったです。


 今回のことは、私が勝手に拗ねて怒ってわがままでした。


 本当にごめんなさい。』


わたしは、気づき始めていた。


自分の行動に……。


手放したおもちゃが惜しくて、


また手を伸ばしている……それに……似ていた。


きっと。


彼からの返信は来ない……。


そういう気がしていた。


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