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第17章 深まる謎

「ひ、陽菜ちゃん……///」


び、びっくりしたぁ……！

蓮くんが話してる途中だったから、抱きつかれた勢いで心臓バクバクしてる。


「陽菜、俺もいるんだけど。 俺の事は？」


蓮くんが横から声をかけると、陽菜ちゃんはニイッと笑った。


「蓮せんせいも、まぁまぁ好きー♡」


……ぷっ……///

その答えに思わず吹き出しちゃった。


「まぁまぁって……」

「美和ちゃん着替えにいこー！
蓮せんせいまた後でね！ ばいばーいっ」


陽菜ちゃんはあたしの手を引っ張って、更衣室へと向かった。

可愛いなぁ……♡

あたしはその小さな手に引かれて、後をついていく。

そのまま水着に着替えて、開始時間になったから

蓮くんがさっき何を言おうとしてたのかは、結局聞くことができなかった。