この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
片想いの行方
第4章 特別補習
ち、近っ……!!///
身長が高いからいつも見上げていた彼が、私と同じ目線の位置にいる。
「あ、あの……?///」
「教えてやるよ。
貸してみ、どこが分からないの?」
鈴木くんがプリントを自分の方に向けて、あたしのシャーペンを手に取った。
え、えええぇぇ……!?
ゆ、夢!? 夢ですかこれは……!
「……で、でも、鈴木くん部活は……」
「もう終わったよ、気にするな。
つーか、香月さ」
鈴木くんと目が合う。
ドキンと大きく心臓が鳴った。
「俺、蓮っつーの。
鈴木っていう名字の奴、このクラスにもう1人いるから。
紛らわしいから名前で呼んでくれない?」
「………!」
きゃーーーー!!
ほ、ほんと!? いいんですか……?
「れ、蓮くん……」
「うん、それでいいよ。
あと敬語も気持ち悪いからやめて」
……どうしよう……
泣きそうなくらい嬉しい。
鈴木くん……改め蓮くんを好きになって1年、ここにきていきなりの急展開だよ。
あ!
明日ヒメに報告しなきゃ!
会話できた上に、名前で呼ぶことを蓮くんからOKしてくれたんだよ。
絶対びっくりするだろうなー!
身長が高いからいつも見上げていた彼が、私と同じ目線の位置にいる。
「あ、あの……?///」
「教えてやるよ。
貸してみ、どこが分からないの?」
鈴木くんがプリントを自分の方に向けて、あたしのシャーペンを手に取った。
え、えええぇぇ……!?
ゆ、夢!? 夢ですかこれは……!
「……で、でも、鈴木くん部活は……」
「もう終わったよ、気にするな。
つーか、香月さ」
鈴木くんと目が合う。
ドキンと大きく心臓が鳴った。
「俺、蓮っつーの。
鈴木っていう名字の奴、このクラスにもう1人いるから。
紛らわしいから名前で呼んでくれない?」
「………!」
きゃーーーー!!
ほ、ほんと!? いいんですか……?
「れ、蓮くん……」
「うん、それでいいよ。
あと敬語も気持ち悪いからやめて」
……どうしよう……
泣きそうなくらい嬉しい。
鈴木くん……改め蓮くんを好きになって1年、ここにきていきなりの急展開だよ。
あ!
明日ヒメに報告しなきゃ!
会話できた上に、名前で呼ぶことを蓮くんからOKしてくれたんだよ。
絶対びっくりするだろうなー!