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片想いの行方
第4章 特別補習
ち、近っ……!!///

身長が高いからいつも見上げていた彼が、私と同じ目線の位置にいる。


「あ、あの……?///」

「教えてやるよ。
貸してみ、どこが分からないの?」


鈴木くんがプリントを自分の方に向けて、あたしのシャーペンを手に取った。

え、えええぇぇ……!?

ゆ、夢!? 夢ですかこれは……!


「……で、でも、鈴木くん部活は……」

「もう終わったよ、気にするな。 
つーか、香月さ」


鈴木くんと目が合う。

ドキンと大きく心臓が鳴った。


「俺、蓮っつーの。
鈴木っていう名字の奴、このクラスにもう1人いるから。
紛らわしいから名前で呼んでくれない?」

「………!」


きゃーーーー!!

ほ、ほんと!? いいんですか……?


「れ、蓮くん……」

「うん、それでいいよ。
あと敬語も気持ち悪いからやめて」


……どうしよう……

泣きそうなくらい嬉しい。

鈴木くん……改め蓮くんを好きになって1年、ここにきていきなりの急展開だよ。

あ!

明日ヒメに報告しなきゃ!

会話できた上に、名前で呼ぶことを蓮くんからOKしてくれたんだよ。

絶対びっくりするだろうなー!
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