この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
片想いの行方
第4章 特別補習
「へー、そうなんだ」


特に疑う素振りはなく、蓮くんはあたしの説明を聞いて頷いた。

だ、大丈夫そう?

誤魔化せたかな?

って、こんな答え方でよかったの?

もう!こんな事になるんだったら、ヒメのアドバイスを聞いてからこの日が来れば良かったなぁ。

バクバクする心臓を落ち着かせるのに必死。


すると


「話全然変わるけど。
……香月、ヒメと仲いいの?」

「………へっ?」


急な質問に驚きすぎて、思わず声が裏返った。

な、ななななんでヒメ!?


「な、なぜですか?」

「いや、この前の自習の時、ヒメと2人で話してたのが珍しかったから」


あの時、蓮くん見てたんだ……!

な、なんだかよく分からないけど、さっきから質問が凄くて緊張するよーー!


「あ、あれは…///
あたしもあの時初めてヒメと会話したので……
今まで男子とはほとんど喋ったことないし、ヒメとも仲イイって言えるほどじゃないんです!」

「……そっか」


蓮くんはそのまま黙って窓の外を見つめている。

きゅ、急にどうしたんだろ……?


「あの、蓮くん。
どうして急にヒメのこと……?」
/798ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ