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片想いの行方
第4章 特別補習
「へー、そうなんだ」
特に疑う素振りはなく、蓮くんはあたしの説明を聞いて頷いた。
だ、大丈夫そう?
誤魔化せたかな?
って、こんな答え方でよかったの?
もう!こんな事になるんだったら、ヒメのアドバイスを聞いてからこの日が来れば良かったなぁ。
バクバクする心臓を落ち着かせるのに必死。
すると
「話全然変わるけど。
……香月、ヒメと仲いいの?」
「………へっ?」
急な質問に驚きすぎて、思わず声が裏返った。
な、ななななんでヒメ!?
「な、なぜですか?」
「いや、この前の自習の時、ヒメと2人で話してたのが珍しかったから」
あの時、蓮くん見てたんだ……!
な、なんだかよく分からないけど、さっきから質問が凄くて緊張するよーー!
「あ、あれは…///
あたしもあの時初めてヒメと会話したので……
今まで男子とはほとんど喋ったことないし、ヒメとも仲イイって言えるほどじゃないんです!」
「……そっか」
蓮くんはそのまま黙って窓の外を見つめている。
きゅ、急にどうしたんだろ……?
「あの、蓮くん。
どうして急にヒメのこと……?」
特に疑う素振りはなく、蓮くんはあたしの説明を聞いて頷いた。
だ、大丈夫そう?
誤魔化せたかな?
って、こんな答え方でよかったの?
もう!こんな事になるんだったら、ヒメのアドバイスを聞いてからこの日が来れば良かったなぁ。
バクバクする心臓を落ち着かせるのに必死。
すると
「話全然変わるけど。
……香月、ヒメと仲いいの?」
「………へっ?」
急な質問に驚きすぎて、思わず声が裏返った。
な、ななななんでヒメ!?
「な、なぜですか?」
「いや、この前の自習の時、ヒメと2人で話してたのが珍しかったから」
あの時、蓮くん見てたんだ……!
な、なんだかよく分からないけど、さっきから質問が凄くて緊張するよーー!
「あ、あれは…///
あたしもあの時初めてヒメと会話したので……
今まで男子とはほとんど喋ったことないし、ヒメとも仲イイって言えるほどじゃないんです!」
「……そっか」
蓮くんはそのまま黙って窓の外を見つめている。
きゅ、急にどうしたんだろ……?
「あの、蓮くん。
どうして急にヒメのこと……?」