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片想いの行方
第6章 ドキドキする理由
「一緒に買い物中?」
「は、はい、そうです」
「そっか、いいね」
女性は、優しい眼差しであたしを見る。
……わぁ、本当に笑顔が素敵な人だなぁ。
女の人なのに、胸がドキドキしちゃう。
色白の首もとに、ターコイズのネックレスがキラッと光っていて、品があるって感じ!
「姫宮くんは私服のセンスがいいし、色んなお店を知ってるから、一緒に買い物すると楽しいよね」
「は、はい……あの……?」
あたしの戸惑った表情を見て、女性は気付いたように笑った。
「ごめんね、名乗らずにこんな話をして。
あたしは……」
「優香(ゆうか)」
「………!」
やっとヒメが口を開いた。
「俺、話すことねーから。
その辺にしてくれない?」
……ヒメ……?
どうしたんだろう。
ヒメは怖い顔をして、一度もその人の方を見ない。
なんだかすごく、拒絶してる感じ……
「は、はい、そうです」
「そっか、いいね」
女性は、優しい眼差しであたしを見る。
……わぁ、本当に笑顔が素敵な人だなぁ。
女の人なのに、胸がドキドキしちゃう。
色白の首もとに、ターコイズのネックレスがキラッと光っていて、品があるって感じ!
「姫宮くんは私服のセンスがいいし、色んなお店を知ってるから、一緒に買い物すると楽しいよね」
「は、はい……あの……?」
あたしの戸惑った表情を見て、女性は気付いたように笑った。
「ごめんね、名乗らずにこんな話をして。
あたしは……」
「優香(ゆうか)」
「………!」
やっとヒメが口を開いた。
「俺、話すことねーから。
その辺にしてくれない?」
……ヒメ……?
どうしたんだろう。
ヒメは怖い顔をして、一度もその人の方を見ない。
なんだかすごく、拒絶してる感じ……