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片想いの行方
第9章 星空の下で

……それにしても
ほぼ毎日泳ぐなんて、本当に蓮くんはすごいな……
「蓮くん、お魚みたいにスイスイ泳ぎますよね。
気持ち良さそうで、羨ましいです」
「……え?」
蓮くんがあたしに目を向ける。
……ハッ! しまった!!
「いえ、えっと……///」
……そういえば、さっきヒメにカナヅチって言われたな……
てゆーか、そもそもあたしカナヅチだって話したっけ?
「いつも図書室から “ 水泳部の皆さん ” を見てるので。
あたし泳げないから、いいなぁって思ってて……」
……はぁ……だから何だよって話だけど……
あたしが小さく溜息をつくと
「……教えてやろうか?」
蓮くんがふいに口を開いた。
「……え?」
「泳げるようになりたいんだろ?
俺でよければ教えてやるよ」
ほぼ毎日泳ぐなんて、本当に蓮くんはすごいな……
「蓮くん、お魚みたいにスイスイ泳ぎますよね。
気持ち良さそうで、羨ましいです」
「……え?」
蓮くんがあたしに目を向ける。
……ハッ! しまった!!
「いえ、えっと……///」
……そういえば、さっきヒメにカナヅチって言われたな……
てゆーか、そもそもあたしカナヅチだって話したっけ?
「いつも図書室から “ 水泳部の皆さん ” を見てるので。
あたし泳げないから、いいなぁって思ってて……」
……はぁ……だから何だよって話だけど……
あたしが小さく溜息をつくと
「……教えてやろうか?」
蓮くんがふいに口を開いた。
「……え?」
「泳げるようになりたいんだろ?
俺でよければ教えてやるよ」

