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異常性愛
第30章 潤む瞳
恐ろしい夢の恐怖を払拭できず、晶子に被さり、唇を探した。
条件反射なのか眠っていた晶子は私に唇を許し、じわっと口を開くと私の舌を受け入れ、熱い吐息を漏らした。
晶子は睡眠と覚醒の狭間で、瞼の隙間にトロンと白眼を見せ、酩酊したように脱力している。
艶かしいその表情に妙な興奮を覚え、夢中で晶子の唇を吸い、堅くなった性器を晶子の股間に押し当てて腰を動かした。
夢現(うつつ)の晶子は私にされるがまま足を開き、私を受け入れようとしてくれるが、就寝前のセックスで汚れた陰茎を、晶子の膣に入れる訳にはいかない。
下着の中で擦れる陰茎は次第に硬度を増していき、パジャマ越しの晶子の性器と私の下腹部との間で、押し潰されることなく私に快感を与え続けた。