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異常性愛
第30章 潤む瞳

果てた私が腕の力を緩めると、晶子は目を閉じたまま大きな息をひとつ吐いて私を抱いた。

『うぅ・・ん・・ぅん・・・』

微かな笑みを寝顔に浮かべる晶子。
頬にキスした。

『好きだ・・・』

私の小さな囁きが晶子に届かなくてもいい。
妻を愛しているという自分を確信できれば、それでよかった。





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