この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
異常性愛
第30章 潤む瞳
  
『ディー、今日はどこ行くの?』

『肉屋だよ。ゆっくり話せる。』

『ふぅん。楽しみ。んふっ。』

結婚前に交際していた女性と時々行った、空港の傍にある焼肉屋を思い出し、昨夜のうちに予約しておいた。
全席が個室になっていて、込み入った話をするには丁度いい店だった。
真美の時と同様、ホテルに行けば私は性欲に秒殺される。

店内は数年前と変わらず和風の落ち着いた佇まいで、和装の女性に丁寧に持て成され、予約していた部屋に通された。

ウーロン茶で乾杯した後、室内を見回し、優子は感心した。

『いいお店知ってるのね。
 よく来るの?』

『いやもう長く来てないな。
 五、六年前かな。』

『じゃ、奥様とも来てないんだ。
 ふふっ。』

『そうだな。来てない。』

リーズナブルとは言えないこの店にそうそう足を運べない。


/1161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ