この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
異常性愛
第31章 羽化
   






『パパ、パパァ。』

晶子が私を呼ぶ声が聞こえる。
干したばかりの湿ったタオルをくぐり、網戸を開けてリビングに顔を入れた。

『なに?』

『おやかん、噴きそう。』

『あ、はいはい。』

キッチンに走り、コンロの火を消した。

『ごめんね、ありがと。
 ほら見て、寝そう。』

晶子の乳房に吸い付く産まれたばかりの息子は、薄ピンクの小さな唇でキュッと乳首を吸ってはフワッと眠り、口から乳首が離れると慌てて乳首に吸い付いて、私の親指ほどの小さなアゴを一所懸命に上下させ、迫る睡魔と闘っている。

『がんばるねぇ。
 眠けりゃ寝ちまえばいいのに。』

『ほんと、がんばりやさん。』

『母親に似たんだよ。』

『そうかしら?ふふっ。』

母乳が詰まった大きな乳房にあてがった息子を、優しい眼差しで包み、晶子は微笑む。



/1161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ