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異常性愛
第5章 甘い罠
そのうち亭主は、からかい半分に涼子の尻を触ったり、キスをしようとしたりしながら涼子の後を追い始めた。
用事をしながら涼子はあしらっていたが、次第に亭主が気色ばみ、角だった気配が漂い始めた。
亭主は何か涼子に言葉をかけ、背後から涼子に抱きついて服の上から胸や股間を触りだした。
涼子はテーブルに手をつかされ、亭主はその背後で床に膝をつき、スカートの上から尻に埋めた顔を左右に振っている。
亭主を尻に従えた涼子は、はにかんだ表情で食品庫の私にチラチラと視線を送ってくる。
----(おいおい始めんのかよ。)
他人のセックスを生で見るのは初めてだった。
物音を出せない状況で、私は呼吸を抑え、この後の成り行きを凝望(ぎぼう)した。
亭主はスカートの中に頭を突っこみ、下着越しに涼子の尻を愛撫している。
デニム地のスカートが亭主の頭の形に盛り上がり、ゴソゴソと動いていた。
亭主の視界が遮られたその時、
涼子は私の方へ顔を向け、上唇を左右にゆっくり舐めた。
亭主をよそに、私を挑発したのだ。