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異常性愛
第5章 甘い罠
それを見て私はやっと気付いた。
亭主にヤられる姿を、私に見させるのが涼子の目的だった。
私の股間は一段と膨らんだ。
涼子は卑猥に舌を動かし、何もできない私を煽り続ける。
息が続かないのか、涼子のスカートを捲くりあげて亭主が顔を出した。
涼子は目線を正面に逸らし、首を左右に振った。
ショーツを太腿までずらすと、亭主は蛇のような舌を伸ばしてせっせと涼子の性器を舐めだした。
亭主の稚拙な舌使いは、女を悦ばせるようなものではなかったが、涼子は快感に顔を歪めて尻を上下させていた。
微かにあえぎ声が聞こえる。
涼子の演技だろう。
亭主はズボンと下着をまとめて脱ぎ、手に吐いた唾をそれぞれの性器に塗りつけ、ペニスを挿入した。
カクカクと腰を振りながらリモコンを掴み、テレビを消した。
ギッギッとテーブルが軋み、涼子は喘ぐ。
亭主は『りょうこぉ、りょうこぉ・・』と天井に向かって涼子の名を連呼している。