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異常性愛
第6章 慕情 ―affection―
『御目が高いですね。さすがです。』
『いや、触感がいいんでね。
これがいいと思うけどなぁ。』
『はい。奥様こちらだそうです。
・・Lの4000番ですね・・』
下半身に感覚が集中していた涼子は目をパチパチさせた。
『これだよ。これ。』
亭主は一押しのサンプルをポンと指先で叩いた。
三人で見本帳を囲み、頭を寄せる。
私はこの時とばかりに足を伸ばし、涼子の股に刺さるディルドを突いた。
ディルドが奥へ移動する感触があった。
涼子は一瞬ぎゅっと目を閉じ、唇がゆがませ『ウッ!』と呻いた。
『あいたた、
急に動いたから背中つっちゃった。
どれどれ・・。』
涼子はすぐに取り繕い、誤魔化した。