この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
異常性愛
第6章 慕情 ―affection―

『はぁ・・はぁ・・・
 はぁぁ・・・はぁ・・・ねぇ。』

涼子は喉を鳴らし、私を見据える。

『ねぇ、あたしのこと・・・すき?』

珍しい質問に戸惑った。
私達は愛情を言葉で伝えあうような間柄ではなかった。
これまでも¨愛してる¨とか¨スキだ¨などと囁きあうことはなく、少なくとも私は意識して口に出さなかった。
正直に言えば、涼子とのセックスがスキなのであって、涼子を愛しているかといえばそうではない。

女性らしさや気品、頭の良さは今まで出会った女性のなかで涼子は最高だ。
ただ私には女性を¨スキ¨になる感覚が、よくわからないのだ。
いくら¨スキ¨だと言っても異性間にはその先に交接行為があり、最終的にそこへたどり着く。
その¨スキ¨には必ずセックスが絡む。

そもそも亭主を眠らせ、その横でセックスをするような女を愛せる訳がない。



/1161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ