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異常性愛
第1章 私と妻、晶子
晶子は過去の性経験を披瀝したようなものだ。
結婚を前提に、私がそれを受け入れるのか試したのかもしれない。
今の時代に男性経験のない結婚適齢期の女性など皆無だろう。
晶子のように美貌を伴えばなおのことだ。
だが、あのディープスロートは晶子への印象を一変させた。
お叱りを受けるかもしれないが、私のような不埒な男ほど、女性には清廉さや処女性を求める。
それは、不純とされる性行為と対極し、落差を生み出すからだ。
その落差が大きければ大きいほど、男にとってセックスは楽しいものになる。
清楚やカマトトを売りにする芸能人。
ジャンヌダルクのように、勇敢に敵と戦うアニメキャラクター。
男はそれらにセックスとのギャップを見いだし、支持している。