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異常性愛
第8章 掌
   
叔父は父の借金をたてに晶子の身体を要求している。
高校生の晶子でもそれは理解できた。

『あきちゃん、おまえがちょっと静かにしとればええことよ。』

部活のハーフパンツからすらりと伸びた晶子の足を、叔父は大きな手で摩りながら諭すように話す。

『あきちゃんもまだ走りたいな。修学旅行も行かんとなぁ。』

叔父はハーフパンツの裾から手をしのばせ、晶子の太腿を撫でている。
息を飲み、晶子は恐怖に震えていた。

『いいな?わかったな?叔父さんのいうこと聞くな?』

とにかくこの場を早く逃れたかった晶子は頷くしかなかった。

『よし、いいこだぁ。ほれこっち向け。はようせい。』

顔を上げた晶子の首元を大きな手で掴むと、叔父は晶子の唇を舐め廻した。
壁際にへたり込む晶子ににじり寄り、ベロベロと口の周りを舐める叔父は、酒臭い息を吐き、未熟な若い唇を味わう。

『はぁぁ・・やっぱりええなぁ、前からあきちゃんにしたかったんじゃ。おい、立て。立って、ほら。』



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