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異常性愛
第8章 掌
足を開き、壁に手をついた晶子。
真っさらな汚れのない性器が叔父よって露出した。
『あきちゃん、ここにチ○ポ入れたことあるか?』
晶子は黙って大きく首を振った。
『そうかぁ。おじさんが一番乗りか。指も入れてないか?』
首を振りながら晶子は自分の置かれた状況を、少しずつ理解しはじめていた。
やはり叔父は前から自分を付狙っていた。
そして父に金を貸し、住居の手配までして手の届くところに自分を置いた。
日常的に借金の相談に応じていた叔父は、両親が出かけることも知っていたに違いない。
もしかすると、母も手をかけられているのかもしれない。
部活帰りに、息を切らした叔父と玄関で鉢合わせたことがあった。
家の中では出かけるわけでもないのに、母が身なりを整え、髪を梳かしていたのを思い出した。
その時もこの居間だった。
床の間に置いた三面鏡の前で髪を束ねる母は、泣いていたように見えた。
今、その叔父が自分の下半身を弄び、誰にも見せてはいけないと教えられた部分に踏み込もうとしている。