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異常性愛
第8章 掌
晶子の足ならば逃げることもできる。
たとえ女であっても、鍛えられた身体は初老の叔父を打ちのめせるかもしれない。
だが今の状況を打開できたとしても、高校も、トラックも、この住まいも、両親も、自分の存在を確信できるものをすべて失うことになるだろう。
残された最悪の選択肢は、17歳の晶子にとって過酷なものだった。
------(正義の味方はいないんだ・・・。)
そう思うと、晶子の心は自壊し始めた。
『そうかぁ、あきちゃん、処女か。今のコにしちゃ珍しいのぉ。このカラダならとっくに済ましとると思うとったわい。』
叔父は晶子の小陰唇に触れた。
男性経験のない晶子の性器は、硬いゴムのように融通がきかず叔父の指を拒む。
『ほれ力抜け。このビラビラがもっと出てこんといかん。』
おぞましい状況を受け入れることに若い晶子は抵抗している。
叔父は晶子の腰を引き寄せ、尻を張らせた。
『そうそう、尻を出せ。背中丸めるな。おじさんにもっと見せてみ。』