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異常性愛
第8章 掌
打ち続く下腹部の痛みから逃れようと、晶子は無意識にトラックを走る。
エンジ色の競争路に伸びる白いラインは、視界の先で一箇所に集約され、全力疾走する晶子の周りの景色を視界の裏へ追いやっていく。
どこまでも続くトラックにゴールラインはなかったが、後続の恐怖を背中に感じ、晶子は走り続けた。
全力で走る晶子を観客が鼓舞する。
『ガンバレ!ガンバレ!もうすぐゴールだ!』
『負けるな!晶子!負けるな!』
悲鳴のような応援は、よく聞けば晶子自身の声だった。
いつまでも続かない、必ず終わりはあるはずだ。
もうすぐゴールだ。しっかりしろアタシ・・・。
大人しくなった晶子の口から手を離した叔父は、晶子の腰を持ち上げて膣を打ち続ける。
力が抜け、柔らかくなった晶子の体はしなやかに波打ち、もう少女とは言えない発育した身体は、叔父の興奮を勢いづかせた。