この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
異常性愛
第9章 正義の味方
  
『あの、他にご家族の方は?』

『今日は妻が、あっと、私の妻がきます。患者の姪です。』

『奥様以外には・・・。』

『あぁ何も聞いてないですね。だれか来るのかな。』

『あ、結構です。ただ、ご親族の方であれば・・・。』

『もう、会っておいたほうがいいということですね。』

『はい。先生が説明されたと思いますが。』

外部に対しても医師を尊敬語で扱うこの業種に、いつも違和感を持ってしまう。
内部のヒエラルキーを外部の私たちに強要されているようで、私はそれが好かなかった。

『わかりました皆に伝えます。気を使わせましたね、すみません。』

『あ、いえ。では何かあればそちらのボタンで・・・。』

『はい、どうもありがとうございます。』

看護師が病室から出て行き、私は叔父をじっくりと見た。
悪い夢を見ているのか、鎮痛作用が弱くなってきたのか、眉間にシワを寄せ、傷とシミだらけの顔を歪ませて眠っている。



/1161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ