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異常性愛
第9章 正義の味方
その弱々しい恫喝を嘲笑い、叔父のタオルケットを払うと、患者衣を脹らませる叔父のそれは、勃起していた。
暗闇に赤くいこった炭のように、叔父の性欲は消えゆく命の中で健在だった。
『はっ!まだまだ元気じゃないですか、おじさん。あんまり興奮すると身体に毒ですよぉ。』
『お、おまえ・・ごほっごほっ・・。』
みるみる赤くなる叔父は、咳きが止まらず苦しそうに眉をしかめ、着ぐるみのような手で股間を押さえ痛みをこらえる。
挿入されたカテーテルが勃起により尿道を圧迫しているようだった。
私は晶子のジーンズをずらし、尻を叔父に向けた。
ローライズスキニーの下にTバックを履いた尻は、死を直前に控えた老人には刺激が強すぎたようで、叔父に繋がる心電計の波形が踊りはじめた。
『いいでしょう、この尻。それからこのま○こ・・・。』
『ね、ちょっと・・・よしましょ・・・。』
『いいさ。どうせ死ぬ。』